【Linux】ネットワーク経路を確認する:tracepath

Linux

どーも!marusukeです!

ネットワーク経路を確認するコマンドtracepathについてです!

tracepathコマンドでできること

tracepath [オプション] ホスト名またはIPアドレス

tracepathコマンドは、指定したホストまたはIPアドレスまでのネットワーク経路をトレースし、各ホップ(ルーターやネットワークデバイス)の遅延を確認するコマンドです

このコマンドはtracerouteに似ていますが、root権限が不要であり、よりシンプルに経路を確認することができます

ネットワークのトラブルシューティングや接続状態の確認に役立ちます

tracepathコマンドの使用例

# Googleのサーバーまでの経路をトレース
tracepath google.com

出力例:
 1?: [LOCALHOST]                      pmtu 1500
 1:  router.local                     0.234ms 
 2:  192.168.1.1                      1.432ms 
 3:  10.0.0.1                         4.678ms 
 4:  203.0.113.1                      12.345ms 
 5:  8.8.8.8                          15.678ms 
 6:  google.com                       16.543ms reached
     Resume: pmtu 1500 hops 6 back 5

この例では、google.comまでの経路と各ホップの遅延時間が確認できます。また、pmtuはPath MTU(最大転送単位)を表します

tracepathコマンドのオプション

オプション説明
-nホスト名を解決せずにIPアドレスのみを表示します。
-b経路上のホップごとにAS番号(Autonomous System番号)を表示します(サポートが必要)。
-lパケットのサイズ(MTUを指定する場合)を設定します。

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました