【Linux】root権限でコマンドを実行する:sudo

Linux

どーも!marusukeです!

システム管理者権限(root権限)でコマンドを実行するためのコマンドsudoについて説明します!

sudoコマンドでできること

sudo [オプション] コマンド

sudo(Superuser Do)コマンドは、管理者(スーパーユーザー、root)の権限で他のコマンドを実行するために使用されます

主な機能

  1. 特権コマンドの実行:
    権限の高いコマンドやファイルの操作を行う
  2. ユーザー制御:
    sudoersファイルを使用して、特定のユーザーに対して特定のコマンドの実行を許可する。
  3. ログの記録:
    実行されたコマンドとその結果をログに記録し、監査やトラブルシューティングに使用する

sudoersファイルについての記事はこちらです

sudoコマンドの使用例

一般ユーザ(root権限を持たないユーザ)が使用する場合の例です

1. 権限の高いコマンドの実行

$ sudo apt-get update

2. ファイルの編集

$ sudo nano /etc/fstab

3. サービスの再起動

$ sudo systemctl restart apache2

sudoコマンドのオプション

sudoコマンドには、いくつかの便利なオプションがあります。

オプション説明
-h, –helpヘルプメッセージを表示します。
-u <ユーザー名>指定したユーザーとしてコマンドを実行します。デフォルトはrootユーザーです。
-k, –reset-timestampsudo認証のタイムスタンプをリセットします。
-l, –listユーザーが実行可能なコマンドのリストを表示します。
-v, –validateユーザーの認証情報を更新します。
-b, –backgroundコマンドをバックグラウンドで実行します。
-E, –preserve-env現在の環境変数を保持します。
-i, –loginログインシェルを使用してコマンドを実行します。
-s, –shell指定したシェルを使用してコマンドを実行します。
-e, –editsudoeditを使用してファイルを編集します。

sudoersファイル

sudoersファイルは、sudoコマンドが使えるユーザーやグループなどを設定するファイルです

sudoersファイルについての記事はこちらです

例: ユーザーaliceとしてコマンドを実行

alice出ないユーザーがaliceとしてコマンドを実行する場合の例です

$ sudo -u alice whoami

出力例

alice

まとめ

sudoコマンドは、管理者権限でコマンドを実行するためのコマンドです。sudoersファイルを使用して、細かい権限管理とセキュリティ制御を行うことができます

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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