【Linux】nfsiostatコマンドの使い方をわかりやすく解説

Linux

どーも!marusukeです!

この記事では

  • nfsiostatでできること
  • nfsiostatの使用例
  • nfsiostatのオプション

をわかりやすく解説します!

nfsiostatコマンドでできること

nfsiostat [オプション] [間隔] [回数]

nfsiostat は、NFS(Network File System)でマウントされたファイルシステムのI/O統計情報を表示するコマンドです。どのくらい読み込み・書き込みが行われているかや、レスポンスの遅延などを確認できます。

ローカルディスク用の iostat に似ていますが、こちらはNFS専用のパフォーマンス監視ツールです。

NFSとは?
Linux/Unix系でよく使われるネットワークファイル共有の仕組みで、リモートサーバのディレクトリをローカルのように扱えます。

interval を指定すると一定間隔で統計を表示し、count を指定すると表示回数を制御できます。

nfsiostatコマンドの使用例

この例では、1秒ごとに3回、NFSマウントの統計を表示しています。avg RTT(Round Trip Time)は通信の往復時間、avg exe は処理完了までの時間を示します。

$ nfsiostat 1 3
Filesystem: /mnt/nfs mounted on server:/export
read:
  ops/s            rpc bklog
  10.00            0.00

write:
  ops/s            rpc bklog
  5.00             0.00

read:
  kB/s             kB/op    retrans    avg RTT (ms)    avg exe (ms)
  1024.00          102.40   0 (0.0%)   1.20            2.30

write:
  kB/s             kB/op    retrans    avg RTT (ms)    avg exe (ms)
  512.00           102.40   0 (0.0%)   1.50            2.80

nfsiostatの出力項目の意味

nfsiostatでは、NFSの読み書きに関する統計情報が表示されます。それぞれの項目の意味は以下の通りです。

項目 説明
ops/s 1秒あたりの操作回数(read/writeリクエスト数)
rpc bklog RPCバックログ(処理待ちのリクエスト数)。値が大きいと遅延の可能性あり
kB/s 1秒あたりのデータ転送量(キロバイト)
kB/op 1回の操作あたりの平均データサイズ
retrans 再送回数(パケットロスや通信不良の指標)。括弧内は再送率
avg RTT (ms) 平均往復時間(Round Trip Time)。リクエスト送信から応答までの時間
avg exe (ms) 平均処理時間(リクエスト完了までの時間)。RTT+サーバ処理時間

RTTとは?
リクエスト送信から応答受信までの往復時間のこと。ネットワークの遅延を測る重要な指標です。

nfsiostatコマンドのオプション

オプション説明
-h人が読みやすい形式で表示
-kKB単位で表示
-mMB単位で表示
-t時刻を表示
-a属性キャッシュの統計を表示
-lNFSクライアントの内部情報を表示
-pパス単位で詳細表示
-Vバージョン情報を表示

-a を使うとキャッシュの効き具合を確認でき、パフォーマンスチューニングに役立ちます。

※NFSマウントが存在しない場合は統計は表示されないため、事前に mount -t nfs でマウントしておきましょう。

以上です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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