どーも!marusukeです!
システムの時刻とタイムゾーンの管理を行うためのコマンドtimedatectl
についてです!
timedatectl コマンドでできること
timedatectl [オプション]
timedatectl
コマンドは、systemdを利用してシステムの時刻とタイムゾーンの管理を行うためのコマンドです。現在の時刻、ハードウェアクロック、タイムゾーン、NTP(ネットワーク時刻同期)の設定状況を確認・変更できます
timedatectl コマンドの使用例
# 現在の時刻とタイムゾーンを確認
timedatectl
出力例:
Local time: Mon 2025-02-25 12:34:56 JST
Universal time: Mon 2025-02-25 03:34:56 UTC
RTC time: Mon 2025-02-25 03:34:55
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
NTP service: active
# タイムゾーンを変更(例:UTC に変更)
timedatectl set-timezone UTC
# システムクロックを手動で設定(例:2025年2月25日 12:00:00)
timedatectl set-time "2025-02-25 12:00:00"
# NTP(ネットワーク時刻同期)を有効にする
timedatectl set-ntp on
timedatectl コマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
status | システムの時刻情報を表示(デフォルト動作) |
set-time <時間> | 指定した時刻にシステム時刻を変更 |
set-timezone <タイムゾーン> | 指定したタイムゾーンに変更 |
list-timezones | 利用可能なタイムゾーンを一覧表示 |
set-ntp [on/off] | NTPの有効/無効を設定 |
timedatectl
を使用すると、Linuxシステムの時刻を簡単に管理できます。時刻がずれている場合は、NTPを有効にするのが推奨されます
以上です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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