【Linux】ファイルやディレクトリを作成時のアクセス権限:umaskコマンド

Linux

どーも!marusukeです!

ファイルやディレクトリを作成時のデフォルトのアクセス権限を確認・変更するコマンド「umask」について説明します!

umaskコマンドとは

ファイルやディレクトリを作成したときのデフォルトのアクセス権限を確認・変更するコマンドです

デフォルトのアクセス権限を確認する

以下のコマンドで現在のデフォルトのアクセス権限の設定状態を確認できます

umask

実際に実行すると、以下の内容が表示されます

「0002」は、umask値という値で、ファイルの場合は666から、ディレクトリの場合は777からumask値を引いた値が、デフォルトのファイル・ディレクトリ作成時のアクセス権限となります

ファイル作成時のデフォルトのアクセス権限:666(rw-rw-rw-) – 002 = 664(rw-rw-r–)

ディレクトリ作成時のデフォルトのアクセス権限:777(rwxrwxrwx) – 002 = 775(rwxrwxrw-)

デフォルトのアクセス権限を変更する

以下のコマンドで、umask値を変更することでデフォルトのアクセス権限を変更することができます

umask マスク値

実際に「0002」のumask値を「0022」に変更する場合は、以下のようになります

ちなみに、設定可能なumask値は0000~0777の間の値になります

(1000のスティッキービットや4000のSUID、2000のSGIDも設定することができません)

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

スティッキービットとは??と思った方はこちらの記事で解説しています

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