【Linux】ディレクトリの構成:usr

Linux

どーも!marusukeです!

Linuxのディレクトリ構成の一つ「usr」について説明します!

/usrとは?

システム用のユーザリソース(user system resourceの略)を格納するディレクトリで、様々なサブディレクトリに構成されています。ユーザが利用可能なコマンドのバイナリファイルなどがあります。次のようなサブディレクトリがあります。

/usr/bin:ユーザが利用する一般的なコマンドの格納場所

システム全体で利用可能なユーザレベルのバイナリファイルが格納される場所です。緊急時のシステム保守に必要なコマンド以外が格納されます。

/usr/sbin:システム管理者向けコマンドなどの格納場所

rootユーザが使用するシステム管理タスクにまつわるコマンドや実行ファイルが格納されます。緊急時のシステム保守に必要なコマンド以外が格納されます。

/usr/lib:ライブラリの格納場所

共有ライブラ入りや共有ファイルが格納される場所です。プログラムが依存するライブラリがあります。

/usr/local:ローカルに必要なコマンドなどの格納場所

ローカルシステムに必要なコマンドやライブラリが格納されます。このサブディレクトリの配下にbin、sbin、libなどが配置されます。

/usr/share:共有リソースなどを格納するディレクトリ

システム全体で共有されるファイルで、x86やx86-64システムアーキテクチャに依存しないファイルが配置されます。

/usr/src:システムのソースコードが格納されるディレクトリ

OSやカーネルのソースコードが格納されるディレクトリです。このディレクトリは一般ユーザは利用せず、システム開発やカスタマイズ、デバックなどを実施するシステム管理者などの特権ユーザが利用します。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました