どーも!marusukeです!
ほとんどのLinuxにデフォルトで搭載されているviエディタについて説明します!
viコマンドでできること
vi [オプション] [ファイル名]
viコマンドは、数ある中のテキストエディタの一つです
viエディタの特徴は、入力モード、コマンドモードを利用してテキストを編集する部分です。ユーザはこれらのモードを切り替えて操作します
viコマンドの使用例
vi example.txt
# example.txtファイルを開く、もしくは新規作成する
viコマンドのオプション
テキストファイルをviエディタで開く際に付与できるオプションです
オプション | 説明 |
---|---|
-R | 読み取り専用でファイルを開く |
+[行番号] | 指定した行番号でファイルを開く |
-c [コマンド] | 起動時に指定したコマンドを実行 |
viコマンドモードのコマンド
テキストファイルをviエディタを開いた後に利用できるコマンドです
コマンド | 説明 |
---|---|
:w | ファイルを保存 |
:q | エディタから退出(変更がない場合、変更がある場合はエラーが出て退出できません) |
:wq | ファイルを保存して退出 |
ZZ | ファイルを保存して退出(:wqと同じ) |
:q! | 変更を破棄して退出 |
/文字列 | 文字列を下方向に検索 |
?文字列 | 文字列を上方向に検索 |
:%s/旧/新/g | ファイル内の全ての「旧」を「新」に置換 |
:r ファイル名 | 指定したファイルをカレント行以下に追記 |
:!コマンド | viエディタを開いた状態でコマンドを実行 |
:r!コマンド | コマンドの実行結果をカレント行以下に追記 |
dd | 現在の行を削除(「5dd」というように数値と組み合わせて、カーソル位置から5行を削除できます) |
yy | 現在の行をコピー |
p | コピーした内容をカレント行の下に貼り付け |
P | コピーした内容をカレント行の上に貼り付け |
r | カーソル位置の文字をrの後に入力した文字に置換する |
viコマンドモードでのカーソル操作方法
viエディタを開き、コマンドモードの際のカーソルの操作方法です
キー | 説明 |
---|---|
h | 左に1文字移動 |
j | 下に1行移動 |
k | 上に1行移動 |
l | 右に1文字移動 |
w | 次の単語の先頭に移動 |
b | 前の単語の先頭に移動 |
$ | 行末に移動 |
0 | 行頭に移動 |
H | 画面上の一番上に移動 |
L | 画面上の一番下に移動 |
G | ファイルの末尾に移動 |
gg | ファイルの先頭に移動 |
{ | 前の段落に移動 |
} | 次の段落に移動 |
nG | n行目に移動 |
:n | n行目に移動 |
vi入力モードへの切り替え方法
テキストファイルをviエディタを開き、直接文字を入力したいときに利用する「入力モード」への切り替え方法です
キー | 説明 |
---|---|
i | カーソル位置に挿入開始 |
I | カーソルがある行の先頭で挿入開始 |
a | カーソル位置の次の文字から挿入開始 |
A | カーソルがある行の末尾から挿入開始 |
o | カーソルがある行の下に新しい行を追加して挿入開始 |
O | カーソルがある行の上に新しい行を追加して挿入開始 |
以上です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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