どーも!marusukeです!
ファイルを指定したサイズごとに分割するコマンドsplit
について説明します!
splitコマンドでできること
split
コマンドは、大きなファイルを指定したサイズの小さなファイルに分割するコマンドです
デフォルトでは、出力ファイルは元のファイル名に接尾辞として aa
, ab
, ac
… のように追加されていきます。ファイルサイズや行数を指定することで、分割の単位を制御できます
splitコマンドの使用例
以下のtestSplit.txt
をsplit
コマンドで分割してみます
bash-3.2$ cat testSplit.txt
1. これはsplitコマンドのテストファイルです。
2. splitコマンドは大きなファイルを分割するのに便利です。
3. ファイルを分割する理由はさまざまです。
4. メールの添付ファイルのサイズ制限を超えないようにするため。
5. ネットワーク経由で大きなファイルを送信する際の時間を節約するため。
6. 分割したファイルを分散処理システムで扱いやすくするため。
7. 分割することで、特定のデータセットの一部だけを処理することができます。
8. 分割ファイルは、元のファイル名に接尾辞を追加して識別されます。
9. 分割の単位は、行数やバイト数で指定できます。
10. このファイルを使って、splitコマンドの実際の動作を確認してみましょう。
オプション-l 3
でtestSplit.txt
をpart_
aa, part_abなどのようなファイル名にして分割します
bash-3.2$ split -l 3 testSplit.txt part_
# findコマンドで、カレントディレクトリ内の"part_*"と名前のつくものを探します
bash-3.2$ find . -name "part_*"
./part_ab
./part_ad
./part_ac
./part_aa
# part_aaの中身をcatコマンドで見てみます
bash-3.2$ cat part_aa
1. これはsplitコマンドのテストファイルです。
2. splitコマンドは大きなファイルを分割するのに便利です。
3. ファイルを分割する理由はさまざまです。
splitコマンドのオプションを表で表示する。
オプション | 説明 |
---|---|
-b サイズ | ファイルを指定したバイトサイズで分割します |
-l 行数 | ファイルを指定した行数で分割します |
-a 長さ | 生成されるファイル名の接尾辞の長さを指定します |
--numeric-suffixes | 数字を使用した接尾辞を生成します |
-d | 数字を使用した接尾辞を生成します(--numeric-suffixes と同じ) |
以上です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
コメント