【Linux】デバイスにファイルシステムを作成:mkfs

Linux

どーも!marusukeです!

デバイスにファイルシステムを作成するコマンドmkfsについて説明します!

mkfsコマンドでできること

mkfs [オプション] [-t <ファイルシステムタイプ>] <デバイス>

mkfs(Make File System)コマンドは、指定されたデバイス(パーティションやディスク全体)にファイルシステムを作成することができます

ファイルシステムの特徴とコマンド例

ファイルシステム特徴コマンド例
ext4ext3を機能拡張したファイルシステム。ジャーナリング機能をサポート。大容量ストレージに対応mkfs -t ext4 /dev/sda1
ext3ext2にジャーナリング機能を追加したファイルシステム。ext2と互換性があるmkfs -t ext3 /dev/sda1
ext2もともと使われていた標準的なLinuxファイルシステムmkfs -t ext2 /dev/sda1
xfsRHEL7やCentOSなどのデフォルトのファイルシステム。ジャーナリング機能もあるmkfs -t xfs /dev/sda1
btrfsスナップショット、サブボリューム、データの圧縮をサポートする先進的な機能をもつファイルシステム。自己修復機能もあるようですmkfs -t btrfs /dev/sda1
vfatクロスプラットフォーム互換性(WindowsとLinux)。ファイルサイズ制限が4GB。mkfs -t vfat /dev/sda1
ntfsWindowsの標準ファイルシステム。大容量ファイルとセキュリティ機能をサポート。mkfs -t ntfs /dev/sda1

mkfsコマンドの使用例

root権限が必要必要なコマンドなので、sudoコマンドを利用した例です

sudoコマンドについては以下の記事をご覧ください

1. ext4ファイルシステムの作成

sudo mkfs -t ext4 /dev/sda1

または、以下のようにしても同じ結果が得られます:

sudo mkfs.ext4 /dev/sda1

2. xfsファイルシステムの作成

sudo mkfs -t xfs /dev/sda1

または、以下のようにしても同じ結果が得られます:

sudo mkfs.xfs /dev/sda1

3. vfatファイルシステムの作成

sudo mkfs -t vfat /dev/sda1

または、以下のようにしても同じ結果が得られます:

sudo mkfs.vfat /dev/sda1

主なオプション

mkfsコマンドには、ファイルシステムの種類や特定の要件に応じたさまざまなオプションがあります。以下は、いくつかの一般的なオプションの例です:

オプション説明
-tファイルシステムの種類を指定します。
-cファイルシステムを作成する前に、不良ブロックのチェックを行います。

例: ext4ファイルシステムの作成と不良ブロックのチェック

-cオプションでファイルシステムを作成する前に不良ブロックのチェックを行います

sudo mkfs.ext4 -c /dev/sda1

まとめ

mkfsコマンドは、指定されたデバイスに新しいファイルシステムを作成するためのコマンドです

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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