【Linux】ファイルの検索コマンド:locate

Linux

どーも!marusukeです!

ファイルの検索コマンドの一つ「locate」について説明します!

locateコマンドの仕組み

locateコマンドは、ファイル情報のデータベースからファイルやディレクトリを検索します。locateコマンドで検索する場合には、ファイル情報のデータベースが最新である必要があります。

ファイル情報のデータベースを更新するコマンドについて記事は、以下になります

locateコマンドの使い方

locateコマンドの書式は以下の通りです

locate ファイル名などの検索パターン

locateコマンドの使用例①

「test」を含むファイルやディレクトリを検索する場合

locate test

以下のように「test」が含まれるファイルやディレクトリが全て表示されます

locateコマンドの使用例②

正規表現を使って検索する場合はオプション 「-r」 をつけます

今回検索するファイルは、末尾が「tes」+「a~z」の1文字がつくファイルまたディレクトリです。

locate -r 'tes[a-z]$'

以下のように検索結果が表示されます

locateコマンドのオプション

locateコマンドのオプションは以下のものがあります

  • -r, –regex PATTERN 正規表現を使用してファイル名を検索します。
  • -i, –ignore-case 大文字と小文字を区別しない検索を実行します。
  • -l, –limit NUM 検索結果の最大数を制限します。
  • -c, –count ヒットしたファイルやディレクトリの数を表示しますが、実際のファイルパスは表示されません。
  • -m, –mmap メモリマップを使用してデータベースを読み込みます。
  • -b, –basename ファイル名のみを検索し、パス名を無視します。
  • -S, –statistics 検索にかかる時間やデータベースの統計情報を表示します。
  • -P, –nofollow シンボリックリンクをたどらず、リンク先ではなくリンク自体を検索します。
  • -h, –help ヘルプメッセージを表示します。

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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