【Linux】マニュアルを表示するためのコマンド:man

Linux

どーも!marusukeです!

Linuxに用意されている公式マニュアル(manual)を表示するためのコマンドmanについてです!


manコマンドでできること

man [オプション] コマンド名

manコマンドは、Linuxに用意されている公式マニュアル(manual)を表示するためのコマンドです
Linuxでは「コマンドの使い方が分からなくなったら man を見る」という文化があり、エンジニアにとって必須の調査手段となっています

manで確認できる主な内容は以下のとおりです

  • コマンドや設定ファイルの概要
  • 正しい書式(引数・オプションの指定方法)
  • 利用可能なオプション一覧
  • 実際の動作説明
  • 関連コマンド

Linux環境そのものが持つ一次情報なので、最も正確で信頼できる情報源だと言えます


manコマンドの使用例

$ man ls

LS(1)                    User Commands                   LS(1)

NAME
       ls - list directory contents

SYNOPSIS
       ls [OPTION]... [FILE]...

DESCRIPTION
       List information about the FILEs (the current directory by default).

この例では ls コマンドのマニュアルを表示しています
初心者の方は、次の3つを意識して読むと理解しやすくなります

  • NAME:このコマンドで何ができるか
  • SYNOPSIS:正しい書き方
  • DESCRIPTION:詳しい説明

すべてを読む必要はなく、「今知りたい部分だけ拾い読み」するのがコツです


manコマンドのオプション

オプション説明
-k キーワードキーワードを含むマニュアルを検索
-f コマンドコマンドの概要のみ表示
-a同名マニュアルをすべて表示
-P ページャー使用するページャーを指定
--helpmanコマンド自身のヘルプ

マニュアルセクションとは何か

Linuxのマニュアルは「セクション」という分類で管理されています
これは「同じ名前でも用途が違うもの」を区別するための仕組みです

主なマニュアルセクション一覧

セクション番号内容
1一般ユーザー向けコマンド
2システムコール
3ライブラリ関数
4デバイスファイル
5設定ファイル
6ゲーム
7規約・フォーマット
8システム管理者向けコマンド

セクション指定の例

man 1 passwd

passwd コマンドの説明(ユーザーコマンド)

man 5 passwd

/etc/passwd 設定ファイルの説明

このように、同じ名前でも中身がまったく違うため、
「思っていた説明と違う」と感じた場合は、セクション番号を確認すると解決できます


補足:セクション番号を指定しない場合

man passwd

のように番号を省略すると、**最も一般的なセクション(通常は1)**が自動的に表示されます

また、セクションがわからない場合などで、部分一致のキーワードで検索するときは、-kで検索するのがおすすめです

# 例:passwdを探したいけど、passまでしかわからない時
man -k pass

まとめ

  • man はLinux公式マニュアルを確認する最重要コマンド
  • マニュアルは「セクション番号」で分類されている
  • 同名でも内容が違う場合は、man セクション コマンド名 を使う

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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