【Linux】メモリ使用状況を確認する:free

Linux

どーも!marusukeです!

Linuxシステムのメモリ使用状況を確認するためのコマンドfreeについてです!


freeコマンドでできること

free [オプション]

freeコマンドは、Linuxシステムのメモリ使用状況を確認するためのコマンドです。物理メモリ(RAM)やスワップ領域(Swap)の「合計」「使用中」「空き」「バッファ」などの情報を表示します。システムのメモリ使用率を確認して、負荷の診断やチューニングに役立ちます

freeコマンドの使用例

free -h
              total        used        free      shared  buff/cache   available
Mem:           15Gi       2.3Gi       9.8Gi       512Mi       2.8Gi        12Gi
Swap:         2.0Gi          0B       2.0Gi

この例では、-hオプションにより、メモリの単位が人間に読みやすい「Gi(ギビバイト)」で表示されています。

  • total:全体のメモリ容量
  • used:使用中のメモリ
  • free:未使用のメモリ
  • shared:他のプロセスと共有されているメモリ
  • buff/cache:バッファやキャッシュに使われているメモリ
  • available:アプリケーションが使用可能なメモリの概算値

freeコマンドのオプション

オプション説明
-bバイト単位で表示
-kキロバイト単位で表示(デフォルト)
-mメガバイト単位で表示
-gギガバイト単位で表示
-h人間に読みやすい形式(KB, MB, GBなど)で表示
-s [秒]指定した秒数ごとにメモリ情報を繰り返し表示
-t合計行を表示
-c [回数]指定回数だけ繰り返して表示(-sと併用)

このfreeコマンドは、サーバーの状態確認やメモリ不足の調査時に非常に役立ちます。特に-hオプションは日常的なチェックに便利なので、覚えておきましょう。

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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