【Linux】CPUやメモリ情報を確認する仮想ファイル:/proc

Linux

どーも!marusukeです!

CPUやメモリ情報を確認する仮想ファイルがある/procディレクトリについて説明します!

/proc ディレクトリとは

実体のない仮想ファイルを含むディレクトリです。このディレクトリ内の仮想ファイルは、CPU情報やメモリ情報などのデバイス情報を表示します

/proc内の主な仮想ファイルやディレクトリ

/proc/cpuinfo

CPUに関する詳細情報(プロセッサの型番、速度、コア数など)を提供します

以下の例は、CPUの情報を表示する場合です

cat /proc/cpuinfo 

/proc/meminfo

システムのメモリ使用状況に関する情報を提供します(合計メモリ、空きメモリ、利用中のメモリなど)

以下の例は、メモリ情報を確認する場合です

cat /proc/meminfo

/proc/[pid]

特定のプロセスに関連する情報を含むディレクトリ。ここで [pid] はプロセスIDを指します。

/proc/[pid]/cmdline – プロセスが起動時に使用したコマンドライン

/proc/[pid]/environ – プロセスの環境変数

/proc/[pid]/status – プロセスの状態、メモリ使用量などの詳細情報

例えば、PID 1 のプロセス(通常は init プロセスまたは systemd)のステータス情報を表示する場合は以下のようになります

cat /proc/1/status

/proc/net

ネットワーク統計情報を提供します。このディレクトリには、各種プロトコル(TCP、UDPなど)の状態や統計が含まれます

ネットワークデバイスのトラフィック統計を表示する場合は以下のようになります

cat /proc/net/dev

などその他にも様々な仮想ファイルがあります

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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