【Linux】カーネルが利用可能なカーネルモジュールを表示:lsmod

Linux

どーも!marusukeです!

カーネルが利用可能な(ロードされてる)カーネルモジュールを表示するコマンドlsmodについて説明します!

lsmodコマンドでできること

lsmod

lsmodコマンドは、現在カーネルにロードされているすべてのカーネルモジュール(ドライバ)の一覧を表示します。カーネルモジュールはカーネルの機能を拡張するものであり、デバイスドライバやファイルシステムドライバなどがあります

ちなみにロードされているカーネルモジュールとは、メモリ上にそのカーネルモジュールを読み込み、カーネルがそのカーネルモジュールを使える状態のことを言います

lsmodコマンドの使用例

lsmodコマンドを実行すると以下の情報が表示されます

lsmod
Module Size Used by
snd_hda_codec_realtek 94208 1
snd_hda_codec_generic 77824 1 snd_hda_codec_realtek
ledtrig_audio 16384 1 snd_hda_codec_generic
snd_hda_intel 40960 3
snd_intel_dspcfg 16384 1 snd_hda_intel
snd_hda_codec 135168 3 snd_hda_codec_generic,snd_hda_intel,snd_hda_codec_realtek
snd_hda_core 90112 4 snd_hda_codec_generic,snd_hda_intel,snd_hda_codec,snd_hda_codec_realtek
snd_hwdep 16384 1 snd_hda_codec
以下省略

この例では、複数のカーネルモジュールがロードされており、それぞれのモジュール名、サイズ、使用回数が表示されています

lsmodコマンドで表示される内容は以下です

  • Module: モジュールの名前
  • Size: モジュールのサイズ(バイト単位)
  • Used by: モジュールを使用している他のモジュールの数

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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