【Linux】関数を定義する:function

Linux

どーも!marusukeです!

関数を定義するコマンドfunctionについて説明します!

functionコマンドでできること

function 関数名 {
  コマンド
}

function コマンドは、シェルスクリプトや対話型シェル内で、再利用可能な一連のコマンドをグループ化して関数を定義するために使用されます。関数を作成することで、コードの重複を避け、より整理されたスクリプトを書くことができます

特徴

  • 関数は、定義した後にその名前で呼び出せます
  • 関数内で変数やコマンドを実行し、必要に応じてパラメータを受け取ることができます
  • ローカル変数を使うことで、他の部分に影響を与えずに変数を管理できます

functionコマンドの使用例

# 例: シンプルな関数定義
function greet {
  echo "Hello, $1!"
}

# 使用方法
greet Alice

出力結果

$ greet Alice
Hello, Alice!

functionコマンドに関連する記述

function コマンド自体にオプションはありませんが、関数内で使える便利な機能があります

設定項目説明
$1, $2, ...関数に渡された引数を参照します。
return関数の実行結果としてステータスコードを返します(整数値)。
local関数内でのみ有効なローカル変数を定義します。
$?最後に実行したコマンドの終了ステータスを参照します。

例: ローカル変数を使った関数

function add {
  local sum=$(($1 + $2))
  echo "Sum: $sum"
}

# 使用方法
add 5 3

出力結果

$ add 5 3
Sum: 8

関数を使うことで、より複雑なスクリプトでも整理された構造を保つことができ、効率的な処理が可能になります

以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました