どーも!marusukeです!
ファイルやディレクトリの所有グループを変更するLinuxコマンド「chgrp」の使い方について説明します!
chgrpコマンドの使い方
以下のコマンドの書式になっています
chgrp [オプション] グループ ファイル名またはディレクトリ名
このコマンドを利用できるユーザは以下の2種類です
- rootユーザ:どのファイルまたはディレクトリに対しても実行できる
- 一般ユーザ:自身が所属するグループのみに変更できる。(自身が所属しないグループに変更ができない)
使用例①:rootユーザがグループを変更する場合
test-chgrpファイルの所有グループをrootから別のグループ「test」に変更する場合は以下の通りです
# chgrp test test-chgrp
(rootユーザで実行すること想定しているため、行頭に#をつけています)
実際に実行すると以下のようになります
まず、test-chgrpファイルの現在の所有グループを確認します(所有グループは「root」です)
次に、上記のコマンドを実行し、所有グループを「root」から「test」変更します
所有グループを変更することができました!
ちなみに存在する全て所有グループを表示するコマンドは、
cat /etc/group
となります。(/etc/groupファイルに全ての所有グループが記載されています)
また、rootユーザで所有者や所有グループを変更する場合は、chmodコマンドも利用できます
以下の記事を参考にしてみてください!
使用例②:一般ユーザがグループを変更する場合
test-chgrpファイルの所有グループをmarusukeからその一般ユーザが所属しているグループ「test」に変更します
実行条件1:コマンドを実行するユーザはmarusuke(一般ユーザ)
実行条件2:ユーザの所属する所有グループはmarusuke、test
chgrp test test-chgrp
実際に実行してみます
まず、変更したいファイルの所有グループの確認です。
test-chgrpファイルの所有グループはmarusukeとなっています
次に、chgrpコマンドを実行するmarusukeユーザの所属している所有グループを見てみると、
所有グループはmarusukeとtestに所属しています(groupsコマンドで、実行したユーザの所有グループを見ることができます)
最後に、chgrpコマンドで、所有グループを変更します
変更することができました!
以上です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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