どーも!marusukeです!
ファイルの各行から指定した一部を切り出すcut
について説明します!
コマンドでできること
cut
コマンドは、テキストファイルやコマンドの出力から指定した列やフィールドを抽出して表示するために使用されます
デリミタ(区切り文字)を指定して、行を複数のフィールドに分割し、必要な部分だけを抽出できます主に、CSVファイルや区切り文字で分割されたテキストデータを処理する際に役立ちます
コマンドの使用例
echo "name,age,gender" | cut -d',' -f1
name
この例では、コンマ(,
)をデリミタとして使用し、第1フィールド(name
)のみを抽出しています
cat test.txt
a,b,c,d,e,f,g
h,i,j,k,l,m,n
test.txt
には上記の内容が記載されています。
cut -c3-4 test.txt
b,
i,
test.txt
の3文字から4文字目を切り出しました
cutコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
-d | フィールドのデリミタ(区切り文字)を指定します。デフォルトのデリミタはタブです。 |
-f | 抽出するフィールドの番号を指定します。複数のフィールドを指定することもできます。 例: cut -f1,3 |
-c | 抽出する文字の範囲を指定します。 例: cut -c1-5 は先頭から5文字目までを抽出します。 |
-b | 抽出するバイト位置を指定します。このオプションはマルチバイト文字には非対応です。 |
以上です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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